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はじめてのポプリ作り

  • 執筆者の写真: tetsuya takeshima
    tetsuya takeshima
  • 7月13日
  • 読了時間: 3分

花やハーブの自然な香りを閉じ込めた「ポプリ」は、インテリアとしても、リラクゼーションとしても楽しめるアイテムです。本記事では、ポプリの基本や種類、材料の選び方から、作り方の手順まで、詳しくご紹介します。

ポプリ

ポプリとは?サシュとは?

ポプリとは、乾燥させた花やハーブ、スパイスなどを混ぜ合わせて作る自然の芳香剤のこと。香りのブレンドはもちろん、器や袋、飾りつけ次第で、インテリアとしても個性を発揮できます。

  • ポプリはガラス皿や穴の空いたフタ付き容器に入れ、お部屋に置いて香りを楽しみます。木の実や貝殻、カラフルなガラスなどを加えると、より華やかに演出できます。

  • サシュは、ポプリを小さな布袋に詰めたもの。引き出しやバッグの中に忍ばせて、衣類や持ち物に香りを移すのにぴったりです。サシュ用にはかさばらないよう、草花を細かく粉砕して使います。


ドライポプリの作り方:乾燥方法から始めましょう

ポプリ作りの第一歩は「乾燥」です。ここでは、自然乾燥と電子レンジを使った加熱乾燥、2つの方法をご紹介します。

1. 自然乾燥

  • 方法:箱やトレイの上にキッチンペーパーまたは新聞紙を敷き、花びらが重ならないように並べます。

  • ポイント:湿気の少ない晴れた日に作業するのが理想です。数日から1週間ほどで、花や葉がパリパリに乾燥します。

2. 加熱乾燥(電子レンジ)

  • 方法:キッチンペーパーの上に並べ、電子レンジで300W(解凍モード)で1~2分加熱します。

  • 注意:焦げる可能性があるため、様子を見ながら加熱時間を調整してください。


材料を揃えよう:ポプリに必要なアイテム一覧

ポプリ作りに必要な材料は、香りを作る花材だけでなく、それを引き立てたり持続させたりする補助的な素材もあります。

基本の材料構成

  1. 主材料(メイン)例:バラ、ラベンダーなど香りの中心となる花やハーブ。

  2. 副材料(サポート)主材料の香りを引き立て、変化を加えるハーブ。例:ローズマリー、ペパーミントなど。

  3. 保留材(フィクセイティブ)香りを長持ちさせるための素材。例:オリスルート、ビャクダン、ミルラ、フランキンセンスなど。

  4. スパイス類深みとアクセントを与える材料。例:クローブ、シナモン、カルダモンなど。

  5. 精油(エッセンシャルオイル)香りを強めたり調整したりするために加えます。

道具類

  • 乳鉢(スパイスを粉砕するため)

  • 割りばし(混ぜる用)

  • スプーン(※金属製はNG、木製推奨)

  • ビニール袋や保存容器(熟成用)


実践編:ポプリの作り方手順

材料が揃ったら、いよいよポプリ作りをスタートしましょう。

ステップ1:保留材の準備

  • オリスルート小さじ1/2をビニール袋に入れ、精油を2滴たらします。

  • 袋の上から指で軽く押し、精油をなじませましょう。

ステップ2:スパイスを砕く

  • 小さじ1/2程度のスパイスを乳鉢で粗めに砕きます。香りがふわっと立ちのぼります。

ステップ3:材料をブレンド

  • 主材料:大さじ4

  • 副材料:大さじ2

  • スパイス・保留材:適量

これらをビニール袋に入れ、割りばしなどでよくかき混ぜます。

ステップ4:熟成させる

  • 袋をしっかり密閉し、冷暗所で10日〜1ヶ月ほど寝かせます。

  • 時間が経つほど香りがなじみ、まろやかになります。

ステップ5:完成・アレンジ

  • 熟成後、ガラス容器やおしゃれなボウルに入れて飾るもよし。

  • 布袋に詰めてサシュにすれば、バッグやタンスの中でふんわり香ります。



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